2010年05月26日

キッチンガーデンはポタジェに。


みしぇの家の庭のお話です。




先日思い立って作り始めたキッチンガーデンがほぼ完成しましたicon12
と言っても、決して本格的な畑ではありません(笑)

せっかく学生時代には今や時の人の藤田智先生に
蔬菜園芸学をご教授いただいていたのにね(笑)
一緒に種まきとかしてました。
趣味の園芸の藤田先生
ご存じ?
ヒデキと野菜作ってますよ~icon15



いやー。先生。
野菜ね。
もらうんですよ。

何といってもココはベジタブルランド原村。
朝取りの野菜を何も言わずに玄関に山積みにしていってくれる近所の人はもちろん、
散歩なんかしていると道端の畑のオジサンや
畑仕事を終えて帰り路のおばあちゃんなんかとすれ違うと
「コレもってけや。」
と、野菜はもちろん花なんかももらえますicon10
なので自分では作ろうと思わないんですよねー。

なので、ちょっと欲しいようなパセリとか青シソとか
子供リクエストのプチトマトやアスパラそれから豆なんかと
決してもらえないようなバジルと食用ホウズキを植えました。

合間に花が可愛いチャイブやロケット、ボリジ、セージ、ナスタチウム、カモミール。
それとコンパニオンプランツとして、
ランタナとペチュニアを植えました。
ブルーベリーとバラなんかも植えてあります。




コンパニオンプランツ、というのは化学薬品を使わなくても
植物同士が互いに助け合って育つ植物の事。

マリーゴールドはトマトのコナジラミが
カレンデュラは青虫が嫌いな植物。

ペチュニアはマメ科植物の成長を助け
ネコの侵入防止にはランタナがお勧めです。

苗を買いに行ったお店にカレンデュラとマリーゴールドがなかったので
後から買って植えたいと思っています♪

こんな風に、野菜だけでなく、ハーブや花を一緒に植えて
実用性とデザイン性を兼ね備えた菜園の事を「ポタジェ」と呼びます。

黒いマルチを張ったようなTHE・畑は花がメインの庭に作るのはちょっと抵抗がありますが
こんなポタジェならあってもいいと思いませんか?




ポイントはきっちり幾何学的に作る事。
それだけでまるでオモチャみたいに可愛く見えてきますicon06
さて、ココにどんなガーデンアクセサリーを入れていこうか楽しみですnpo02



 


 


 

  


2010年05月23日

五月の雨の庭


青空の下のお花もいいですが、雨の日の庭もしっとりしていてなかなか素敵ですよね。

5月の雨の日のみしぇの家のお庭のお話です。


やっとクレマチスのモンタナが咲き始めました。
去年植えたベニバナトチノキも咲いてピンクの共演。

みしぇが園芸を学んだ恵泉女学園園芸生活学科には
サンクガーデンにこのベニバナトチノキが植えてあって
登ったり木陰で昼寝をしたりした凄く思い出のある大好きな木です。




春の花って黄色と白で、その次に咲くのがピンクの花。
この更紗ドウダンも初夏を感じる花です。
この花が咲くと木に赤い実がなったみたいで可愛いface05




苗で買ったセリンセも元気に咲いています。
去年は種を早く播きすぎて失敗したので次回はちょっと調整して播かなきゃ。
大きな種の方が早く発芽しますね。



青い花シリーズ。
青いケマン草です。


こんな感じで葉もシックで素敵icon12
今年初めて植えたので、来年どこまで大きくなってくれるか楽しみです。



デルフィニウムのライラックピンク。



バラの蕾もやっと膨らんできました。
今年の一番乗りは、このマダム・アルフレッドキャリエールになりそう。



同じマダムでも、こちらはマダム・イザック・ペレール。
この先のキュッとしたトコロに萌えます(笑)
飴の包みを連想しませんか?



御柱に始まった5月のイベント続きがやっと終わりました。
少しゆっくりして、バラの季節を迎えたいと思いますicon06



 

  


2010年05月17日

キッチンガーデンとアイスクリーム

みしぇの家のお庭のお話です~npo02

今まで使っていた枕木が不要になった場所が出来たので
急遽キッチンガーデンを作る事にしましたicon12





ヤマボウシの木の下に場所を決め、バリバリと芝を剥ぎ枕木を据えたトコロ。
重い枕木の設置は現役造園屋さんの旦那がやってくれました。

始める時間が遅かったのでここまででタイムアップだったのですが
ここまでやってもらえれば後はみしぇが時間のある時に芝の処分をして
土を入れて完成させる事が出来ます。

残念ですが、みしぇ一人では枕木を持ち上げる事が出来ませんicon10
みしぇが造園会社で働いてみて一番辛かったのはこの力の差でした。
いくらやる気があっても男の人との力の差は歴然としていて、
どうしようもならない事もあるんだなぁ、と感じました。

でも!!

そのお陰で自分の身の丈に合ったこの仕事をしようと思えたのだと思います。
大きな造園工事は出来ませんが植物の植栽は誰にも負けないicon09
そんな気持ちでやっています。

自分の庭は自分の好きな花を好きなように植えています。
新しい花なんかが出ると、耐寒性はどうか、とか実験的に植えてみたりもしています。

今年の新入りで良かったのはこのお花




アイスクリーム

チューリップなんですよ♪
出始めの頃は1球¥1000もしてましたが
去年3球で¥800まで下がっていたお店を見つけたので迷わずGET!!
今年初めて花を見せてくれました。



コチラは開きかけ。
普通のチューリップにまさにアイスクリームをひとすくい乗せたようです。
花が大きいだけあって茎も太い~。
今年は寒い日が続いたので持ちが良くて長く楽しめましたicon06

去年はあまり店頭では見かけませんでしたけど(みしぇはネット通販派)
今年あたりは並ぶかもしれませんね。



いよいよバラの蕾が上がってきました~icon06
今年、長尺苗でお迎えしたマダム・アルフレッド・キャリエールの蕾。
北壁の女王と呼ばれていて日当たりが悪くても花を付けてくれます。
我が家でも日影スペースに植えてみました。

白いバラなのに右の蕾にはピンクが覗いています。
素敵。
可愛い。
こんな楽しみがあるのも自分で育てているからこそですね~♪

  


2010年05月15日

sakura factoryさん ③ 施工してきました。


sakura factoryさんでお仕事させていただいてきました!




寒い日が続いたり、子供が水疱瘡になったりと
なかなか行けなかったのですがやっとやっとです。

今回は北向きのアプローチという事でしたので、
寒さに強い事と日影に耐えられるという条件で植物を選びました。

ナチュラルな庭のような雰囲気で、という事でしたので
よく寄せ植えに使われる花はあえて避けてみました。

今回コンテナで使用した植物。

ラムズイヤー
クレマチス
アジュガ
ブルーベリー
斑入りツルニチニチソウ
ヒューケラ
ホスタ
デルフィイウム
三尺バーバナ
ラベンダー
バーベナ







中でもアジュガ・ツルニチニチソウ・ヒューケラ・ホスタは
日影に強いのでお勧めです。
寒さにも強く、毎年出てきます。

特にアジュガとツルニチニチソウは増えて下に着いてくれるといいなぁ
なんて狙いもありますicon12

採石がひかれていたお店への入り口のアプローチは
採石を出して土に入れ替える程ではない、と言うお話でしたので
採石でもちょっと土気があればガンガン増えていける

タイム
ワイルドストロベリー
ラナンキュラス~ゴールドコイン~

を少し土を入れて植えました。
植えた周りにも採石の上から土をまいて
水をかけて石の間に詰めるような形にすると、
根を張って広がっていきやすくなります。




採石スペースの植栽については、自宅の駐車場で実験済み(笑)
今は新築すると家の周りに採石が敷き詰められてしまって
土に入れ替えるには大きな工事になってしまうので
そこまではチョット。。。と言う方にはお勧めです。

採石がひかれていても
こうやって枕木と鉢のカケラなんかを置いてみるとまた可愛い感じですね♪



これは我が家のアプローチなのですが
同じようにタイムを植えて少しずつ増やしていきました。



ちょうど今が花の時期で、こんもり花盛りです。
歩くと自然に踏む位置になっているので玄関に出入りする度ふんわりと香ります。
お客様にもよく「コレ何の香り?」なんて聞かれるんですよ。




植え付けにはプラスチックのプランターを使用したのですが
ちょうど良い感じのりんご箱があったので使わせていただきました。
シャビーな感じがとても素敵に仕上がりましたicon12

寄せ植えもまだこれから花が上がってくる物もあるし
採石の中のタイムなんかもすぐにではなく、
お金をかけず時間をかけて増やしていく方向なので
今は見栄えは全然しませんけど(笑)

でもお庭というのは何年もかけて作っていくものなのです。
植物は、特に地植えの物はゆっくりじっくり付き合って行きたいものです。
そうすれば、そのお庭にちゃんと合った形でちゃんと合った植物が
おのずと広がって行ってくれるのです。

sakura factoryさんも来年が楽しみです♪

sakura factoryさんには起業セミナーで声をかけていただいたのですが
実際こうして手がけてみて、初めて分かる部分が沢山ありました。
やっぱりやってみないと駄目なんですねぇ。

至らない部分が沢山あったと思うのですが
とても良い経験をさせていただきました。
本当に感謝icon12感謝icon12です!

ありがとうございましたicon06