2011年04月23日

ブドウスイセン

気が付けば4月も半ば。

色々落ち着かなくて全然更新してないのにアクセス順位が上がってて
なんで!?と思ったらバラの名前で検索してもらっててヒットしてたみたいです。
バラも新苗の季節ですからね。

ちなみに一番検索されていたのは「ペッシュボンボン」
ペッシュボンボンはまだ新苗で買って今年2年目なので様子見状態です。
とりあえずこの寒い土地でも冬は越せました。

次に検索されていたのは「ターンブルー」
こちらも寒さには強いようですが、青い、というよりは薄紫のバラです。
耐病性耐虫性は普通かな。
香りも少なく、買ってみてちょっとガッカリだったバラです。

3位は「ラテアート」
実はかなり弱っていますface07
あまり寒さに強くないのかな?
枝が結構枯れ混んでしまっていました。
庭植えにしてるのですが、鉢上げした方がいいのか迷っている所です。



下の息子が保育園に通うようになって、毎日歩いて登園していく道すがら
アチコチに咲いている花をとって先生に渡すのが儀式化しつつあるのですが
先日野良化しているムスカリを持って行って渡したトコロ、先生に
「これってブドウスイセンよね?」
と言われました。
 


ブドウスイセンとは。。。初めて聞きました。
私が子供の頃にはもうムスカリと呼ばれていました。
ベテラン先生なので、昔はそう呼んだのかな~と思い
久しぶりに学生時代に使っていた「園芸植物大辞典」を引っ張り出して
ちょっと確認してみました。

ムスカリ。
学名 Muscari
英名 grape hyacinth
ユリ科 ヒヤシンス属

ムスカリはじゃ香の香り、ムスクが由来です。
英名がブドウヒヤシンスだからそこから来てるのかしら?

一方、スイセンは
学名 Narcissus
英名 daffodil.narcussus
ヒガンバナ科 スイセン属

まぁ、科も違うけど、出る時期も一緒だし葉も似たような感じだし
ユリ科とヒガンバナ科はギボウシやアガパンなんかが染色体数や核数は違うけど
近いと言われる説もあるように、きっと似て非なるものみたいな感じで。

特に和名はないからヒヤシンスよりスイセンの方が庶民的だし
いっそ和名はブドウスイセンにしちゃえば、みたいな、
なんかブドウスイセンて趣があっていいなぁと思いました。


4月16・17日にSakula Factoryさんで行われた手仕事マーケットでは
沢山の方にお越しいただきありがとうございました。

みしぇの売り上げは全額義援金として寄付させていただきました。
お買い上げいただいきました方、ありがとうございました。

コチラで告知する余裕がなかったのですが
編みぐるみも置かせていただきましたicon10

さぁ、また頑張るゾっとicon12
  


2011年04月02日

WishBoquet Project

4月になりました。

息子が入園し、本来であればガーデナーとして
仕事を本格的に始める予定でした。

けれど、HPはいまだ更新されずicon11

本格的に働き始めるのはもう少し先になるかもしれません。

と言うのも、今回の東日本大震災の被災地へ
支援物資を送るボランティアチームを立ち上げました。

Wish Bouquet Project

想いを花束のように束ねて贈ろう

という思いからつけました。



今回の震災で、短大時代の友人が被災しました。

数日間、安否確認が取れなかったものの生存が確認出来、
メールのやりとりが出来ました。

「何か必要な物はない?」と送ると

「避難所の子供たちにあげるお菓子を送って欲しい」

聞けば自分は家も何とか流されなかったし元気で動けるので
街のボランティアグループに属して動いてるとの事。

自分だって不便な生活を送っているだろうに
この大変な時期に人の為を思い動いているなんて。。。

尊敬すると共に、協力してあげたい!と強く思いました。
そりゃこんな非常時にお菓子なんて、、、と
思う方もいらっしゃるかもしれませんが
現地の人が避難所で今必要だと感じている物。
これこそ本当に必要な物だと確信しまいた。

次の日、お菓子を買いに行ったのだけど、
そりゃ1万円以上もお菓子を買った事なんて
初めての事だったけど、個人での限界を感じました。

そこで、みしぇの個人的ブログの方
とmixiの同窓会コミュに協力をお願いしたところ
予想をはるかに超える数のお菓子を送ってもらう事が出来ました!
その為、他の避難所の子供達にも分けてあげられたそうで
とても喜んでもらったそうです。

そうなんですよね、
こんな非常事態だからこそ、甘い物は後回し。
でも子供は食べたいし、大人だって疲れた時には食べたくなる。
現地では自衛隊が食料などは配ってくれて足りているそうなのですが
そういう細かい部分まではなかなか手が届かない。
そういう部分を友人がカバーしていくのであれば、
全力で助けてあげたい。

そう思っていた所
、同じように親戚が被災された友人も何かをしたいと思っていて
それだったら直接被災地で必要な物が伝えてもらえるんだったら
それをピンポイントでもいいからそこに送っていこう!
と思い、これを立ち上げました。

今回の震災後、皆が何かをしたいと思い
義援金や支援物資などを送ったと思います。
でも何となくどこに役に立ったのか実感がなくて、
もっと違う形でも何か役に立ちたいと感じているのを
協力いただいた方とのやりとりの中で強く感じました。

だから、まだ何かしたい、してあげたい、と皆が思っている。
けれどTVでは惨状を伝えるばかりで情報もないし
かといって現地へ向かうトラックもないし
ジレンマの様なものに陥ってしまっているんだろうと感じました。

それはもちろん私も同じ。
だからこそ、小さなことでも相手を感じられる事をしたいと思っている。
そしてそれは、震災でダメージを負っている
自分の心をケアしてあげられるのかな、と思いました。

私は今までボランティアという物にあまり関わって生きてこなかったので
今、私がしている事がボランティアなのか分かりません。

不特定の人に対する無償の愛、というのではないんです。
ただ被災した友人の手助けをしたいだけ。
彼女の役に立つのなら、出来る事はなんでもしてあげたいだけ。
それが彼女個人の利益になるならそれでもいいし
結果的にたくさんの人の笑顔を作ってあげられるならそれでもいい。

いつもお世話になってるシンシアリーさんのブログで
佐藤初女さんという方の言葉がUPされていました。


奉仕とは


自分のいいと思うことでなく、


相手が望んでいることを


自分で感じ、


チャンスを見て、さりげなく


差し出すこと。


そして、そのあとは、振り返らずに・・・・。 



送るものが何であろうと、
相手が望んだものを送っていきたいと思います。
そして長いスパンで支えてあげていきたい。
そしてそれが皆さんの気持ちのケアに
一役買うことが出来るのであれば
図々しいかもしれませんが、
またUPさせていただきたいと思います。


でも子供を始め家族は決してないがしろにせずに。
自分も絶対ムリせずに。
そして冷静に。
皆さんも。


宮城県の七ヶ浜町と南三陸町へのピンポイント支援ですが
もし興味がある方は覗いてみて下さい。

Wish Bouquet Project

  


Posted by みしぇ at 23:23Comments(0)その他