2010年03月21日
michelleの出来る事。
Garden michelleは私が一人でやっているお庭屋さんです。
労働時間も子供が保育園へ行っている間だけだし、大きな造園工事は出来ません。
でもだからこそ、出来る事があります。

せっかく建てたマイホーム。
せめて少しのお庭を、と思ってとってあったスペースは雑草だらけじゃありませんか?
小さいお庭だから自分でなんとか、と思ってやってみたけど
どうもちょっと上手く出来なかったりしませんか?
ずっときれいにしていたお庭なのに、
最近は忙しかったり体力的にきつかったりして荒れてしまったりしていませんか?
造園屋さんに頼むほど大きなお庭でもなく、そんな大がかりにやる程でもなく
この不況のご時世ではそんな予算もない。
かと言って自分でやるには限界があったり知識も経験もないので
どうやってやったらいいのか、植物の事も分からないし。。。。
調べてみても標準より寒いこの地域では参考にならない事も多い。

Garden michelleはそんな方の為のお庭屋さんです。
ご連絡いただければ軽トラ1つでご自宅まで伺います。
もちろん全てお任せでもOKですが、
全くの初心者さんでも自分でお庭管理が出来るように
お客様のお庭環境を考慮して、一緒にお店に花苗を選びに行ったり
お庭や植物について教えてあげる事が出来ます。
お店などの店先の小さなスペースの植えこみや寄せ植えの製作。
年間管理なんかもお受けします。
いきなりはチョット。。。という方には「ガーデニング初心者講座」や
「寄せ植え教室」の開催なんかも考えています。

ガーデニングブームが過ぎ去った今、何故か「ガーデニング」と検索すると
エクステリアメインの造園屋さんが出てくる事がほとんどです。
もちろん大きな造園工事だって庭の大事な部分です。
でもガーデニングってそれだけじゃないですよね。
エクステリアのハード面ではなく、作った後に植える植物のソフト面をサポートする。
そんな造園屋さんと花屋さんの間のポジションの仕事をしていきたいと思っています。

一人でやっているからこそ小回りも利くし、小さな仕事が出来る。
造園屋さんで働いていた経験があるからお庭の事も出来るし
自分に合う園芸を探して、苗物屋さんや資材屋さんで働いた知識と経験が活きてくる。
何より自分がお庭が好きで花が好きで
原村という長野県内でも環境の厳しい場所で自分の庭を作っている事で
この諏訪という標準に当てはまらない場所での育て方が分かる。
そして何よりも、今、庭作りの主人公になりつつある
女性という立場であるという事が強みです。
そして申し訳ないのですが
「子供が具合が悪い時はお休みさせていただきます」
というスタンスをとらせていただく事で
お母さん達がもっと働きやすい環境になる布石になればいいなと思っています。

Garden michelleをあなたの家の専属ガーデナーにしてください。
2010年03月21日
michelleの話。
みしぇは下諏訪町で植物好きの両親に育てられました。
初めて花の仕事をしたいと思ったのは小学生の時。
クラスではいつも花係でした。

そんな私が選んだ進路は恵泉女学園短期大学園芸生活学科。
その学校は、今では趣味の園芸などにひっぱりだこの
野菜の藤田先生などが教鞭をとっていました。
午前は講義を受け、午後は実験や畑での実習をするというスタイルで
細胞レベルの勉強から 種を播き 栽培し 収穫し 加工し 装飾し 出荷する
という全ての流れを教えてくれる学校でした。
構内には学生が育てた花が咲き乱れ、様々な庭があり、いつも花に囲まれていました。
そんな暮らしをしているうちに、私の興味は庭へと向かって行きました。
庭という空間で過ごすあの時間。
その特別な時間に私は魅かれ、卒業後専攻科に残り
花を使ったイングリッシュガーデンなどを勉強してきました。

折しも世間はガーデニングブーム。
私もイギリスへガーデニング留学をしたいとお金を貯める為に実家へ戻り
地元の造園会社に就職しました。
ところが当時世間の流れに乗って行けていた造園会社はほんの一握りだったんですね。
「芝を張れば洋風の庭になる」とか「花なんか単価が低くて儲からない」とか
私のやりたい事は一切やらせてもらえませんでした。
もちろん学校を出たての小娘に仕事を任せられるわけはないと今では分かるのですが
当時はそれだけではなく、それ以前に、もう言葉が通じないという次元でした。
昔ながらの松をチョキチョキする職人さんの流れそのままの会社で
それでもしばらくはオイサンに混じり、足袋をはいて、
ヘルメットをかぶり、毎日泥だけらになり働いていたのですが現実は厳しいものでした。
働けば働くほど、情熱だけでは叶わない「力」不足を感じ負い目を感じるようになり退社。
自分には他の花の道があるのかもしれないと、生花店や苗物屋などで働いてもみました。
けれどどうしてもしっくりくる自分の居場所は見つかりませんでした。

そうこうしているウチに結婚をし、自分の家を建て、出産を経験し、
自分の庭を子育て中の少ない時間で作って行く中で、
周りの人から花や庭について相談を受ける事が増えてきました。
今は同居する事も少なくなり、コンパクトな家が沢山建っています。
庭も小さくなり、職人さんが手入れをする日本庭園から、
奥さんが中心になって家族で楽しむ庭へと変わってきているように感じます。
その為、お金のかかるイメージの造園会社は敷居が高く、頼むほどの広さでもない。
でもいざ自分でやろうと思っても、じゃあ実際どこから手をつけていいのか、
冬の寒さが厳しいこの長野で、何を植えたらいいのか分からない。
そういう人が多いのではないかという思いは日に日に強くなっていきました。
そんな時に、小さい子供を持つお母さん達はやっぱりなかなか働けない。
あってもフルタイムでないと採ってもらえなかったり、
子供が休めば職場に頭を下げないといけないし、なかなか厳しいのよね、
という話を聞いて「じゃあ自分でやってみようかな」と思ったトコから始まりました。
どんな庭のお仕事にしたいか。
私は、庭の植物はもちろんその庭での時間を素敵に過ごす為の
お手伝いが出来ればいいなと思います。
ガーデナー、庭師としてだけではなくその全てを提案していけたら。
そう考えたら、今まで自分が携わってきた全ての仕事の経験が強みに思えました。
最後の大きな壁だった土壌と薔薇も思いがけず自分がハマるというやり方でクリア出来ました(笑)
まずはその足掛かりとして、今「ガーデンコーディネーター」という資格の勉強をしています。
国家資格ではなく、受講してレポートを出せば誰にでも取れるようなものですが、
この肩書が自分のしたい事を一番上手く表していると思ったからです。
造園業には「施工技能士」などの国家資格もあるのですが
日本庭園や公園中心のこの資格は、私にとっては魅力のないものであるからです。
当面の目標は、この資格を取る事。
そして下の子が入園する2011年の4月のスタート向けて、
webや体制を整えていこうと思います。
初めて花の仕事をしたいと思ったのは小学生の時。
クラスではいつも花係でした。

そんな私が選んだ進路は恵泉女学園短期大学園芸生活学科。
その学校は、今では趣味の園芸などにひっぱりだこの
野菜の藤田先生などが教鞭をとっていました。
午前は講義を受け、午後は実験や畑での実習をするというスタイルで
細胞レベルの勉強から 種を播き 栽培し 収穫し 加工し 装飾し 出荷する
という全ての流れを教えてくれる学校でした。
構内には学生が育てた花が咲き乱れ、様々な庭があり、いつも花に囲まれていました。
そんな暮らしをしているうちに、私の興味は庭へと向かって行きました。
庭という空間で過ごすあの時間。
その特別な時間に私は魅かれ、卒業後専攻科に残り
花を使ったイングリッシュガーデンなどを勉強してきました。

折しも世間はガーデニングブーム。
私もイギリスへガーデニング留学をしたいとお金を貯める為に実家へ戻り
地元の造園会社に就職しました。
ところが当時世間の流れに乗って行けていた造園会社はほんの一握りだったんですね。
「芝を張れば洋風の庭になる」とか「花なんか単価が低くて儲からない」とか
私のやりたい事は一切やらせてもらえませんでした。
もちろん学校を出たての小娘に仕事を任せられるわけはないと今では分かるのですが
当時はそれだけではなく、それ以前に、もう言葉が通じないという次元でした。
昔ながらの松をチョキチョキする職人さんの流れそのままの会社で
それでもしばらくはオイサンに混じり、足袋をはいて、
ヘルメットをかぶり、毎日泥だけらになり働いていたのですが現実は厳しいものでした。
働けば働くほど、情熱だけでは叶わない「力」不足を感じ負い目を感じるようになり退社。
自分には他の花の道があるのかもしれないと、生花店や苗物屋などで働いてもみました。
けれどどうしてもしっくりくる自分の居場所は見つかりませんでした。

そうこうしているウチに結婚をし、自分の家を建て、出産を経験し、
自分の庭を子育て中の少ない時間で作って行く中で、
周りの人から花や庭について相談を受ける事が増えてきました。
今は同居する事も少なくなり、コンパクトな家が沢山建っています。
庭も小さくなり、職人さんが手入れをする日本庭園から、
奥さんが中心になって家族で楽しむ庭へと変わってきているように感じます。
その為、お金のかかるイメージの造園会社は敷居が高く、頼むほどの広さでもない。
でもいざ自分でやろうと思っても、じゃあ実際どこから手をつけていいのか、
冬の寒さが厳しいこの長野で、何を植えたらいいのか分からない。
そういう人が多いのではないかという思いは日に日に強くなっていきました。
そんな時に、小さい子供を持つお母さん達はやっぱりなかなか働けない。
あってもフルタイムでないと採ってもらえなかったり、
子供が休めば職場に頭を下げないといけないし、なかなか厳しいのよね、
という話を聞いて「じゃあ自分でやってみようかな」と思ったトコから始まりました。
どんな庭のお仕事にしたいか。
私は、庭の植物はもちろんその庭での時間を素敵に過ごす為の
お手伝いが出来ればいいなと思います。
ガーデナー、庭師としてだけではなくその全てを提案していけたら。
そう考えたら、今まで自分が携わってきた全ての仕事の経験が強みに思えました。
最後の大きな壁だった土壌と薔薇も思いがけず自分がハマるというやり方でクリア出来ました(笑)
まずはその足掛かりとして、今「ガーデンコーディネーター」という資格の勉強をしています。
国家資格ではなく、受講してレポートを出せば誰にでも取れるようなものですが、
この肩書が自分のしたい事を一番上手く表していると思ったからです。
造園業には「施工技能士」などの国家資格もあるのですが
日本庭園や公園中心のこの資格は、私にとっては魅力のないものであるからです。
当面の目標は、この資格を取る事。
そして下の子が入園する2011年の4月のスタート向けて、
webや体制を整えていこうと思います。